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依然として魚介豚骨とガッツリ系がメインストリームを占めるラーメン界だが、それゆえある種の「閉塞感」のようなものが感じられる。どんなに魂を込めて珠玉のスープを仕込んでも、極太麺と魚粉、油とニンニクとドカ盛り野菜の魔力には勝てないんだものな。
一方で、ラーメン業界全体に果てしない新商品開発への「疲労感」も漂っているようだ。常に新しい味を求めて世界中の料理のエッセンスを取り込んできたラーメンの進化にも、そろそろ袋小路が見えてきたようなのである。

そんな背景を知ってか知らずか、あの石神氏も昨年あたりから「味噌が来る」と言い続けていたが、味噌ブームの仕掛け人となる筈だった『葵賀佐』がいきなり閉店してしまいこのプランは頓挫してしまう。仕方なく今度は唐突に「タンメンが来る」と言い出したが、正直迷走している感は否めない。
それはともかく、流行を追いかけるのに疲れた層が昔ながらのラーメンに温故知新するだろうという読みにはアタシも同意できるのだが、それ以上に「もうこれ以上新しい味なんか作れねえよ」という業界の悲鳴に配慮しているように思えるのは深読みのしすぎか(笑)。
kingyo01.jpg
さいたま市浦和区北浦和3-8-13
11:30-21:30、火・第三水休
食券制
2009年6月にオープンしたこの店は、クラシックな『永福町大勝軒』の味をリスペクトしたものだという。看板に開店当初はなかった「つけ蕎麦」が書き加えられ、メニューの先頭に配置しておすすめ商品としている。
kingyo02.jpg
ワンタンメン 800円
永福町系は量が多いことでも知られるが、こちらは標準的な量なのでわざわざ少なめにする必要もないだろう。
煮干しとラードと胡椒(笑)が効いた、まさにクラシックな味。これで草村麺のぬちゃぬちゃ感まで再現していたら完璧なのだが、それではマニアック過ぎるので(笑)ラーメンの麺に関してはこんなものか。ワンタンの餡はかなり生姜が強いが、これは量が多いせいだろう(永福町系のワンタンは餡が極端に少なく、皮のぴろぴろ感を楽しむものなのだ)。
なんだかんだ言って、『大咲』あたりよりラーメンとしてまともに旨いと思う(笑)。

これが「永福町大勝軒で○年修行した~」みたいな背景だったら素直にいい店だと評したいところだが、これはあくまでリスペクトなのであり、それゆえ永福町系のいいところも悪いところもほぼそのまま再現しちゃった味(麺以外)には、なんだか時計の針を逆に廻してやろうみたいな気持ち悪さがある。どこにも「進化」や「改良」といった要素が見当たらないからである(麺以外)。そういう意味で、オリジナルにはないつけ蕎麦の味が気になるところだ。
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2009.08.29 Sat l ラーメン 埼玉県(さいたま市) l COM(0) TB(0) l top ▲

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