麺食堂X

葛飾区東立石2-1-1
11:30-14:00、18:00-売切終了、火・第二・四水休
2007年4月オープンの新鋭店。この店で興味を惹くのは、なんといっても伝統芸能と言うべき「手延べ麺」と現代風コッテリスープを合わせているところ。「手打ち麺」と豚骨の組み合わせは群馬県内でもいくつか例があるが、「手延べ」では聞いたことがない。
注文を受けてからバシバシ麺を打ち始めるため回転はよくないが、麺打ちの実演はラオタなら見ていて飽きない筈だ。
麺食堂X 塩つけ麺

塩つけ麺 800円
「あたたかいつけ麺」や無料の麺多め(50g増し)が可能。写真は「麺多め」。
「手延べ麺」というのは手で引っ張って延ばす麺のことだが、裏を返せば「手で引っ張る必要がある」ため、引っ張っても伸びないほど硬い生地に出来ないのである。ゆえに流行のバキバキ麺はそもそも作れないわけで、「よく洗ってぬめりを取り冷水でキッチリ締める」ことが機械製麺以上に重要になる筈だ。
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で、この店の場合は延ばしたての麺を切らずにそのまま茹で釜へ投入。茹で上がったら水で締めて深ざるに移し、氷水が入っていると思われるステンレス容器でキッチリ締めてある。ポイントは押さえてあるというわけだ。
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つけだれには砕いたニンニクチップが多量に入っており、この味が支配的。
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スープ割は別容器で提供されるので、原液の味見が可能(笑)。

この店への評価は、やはり「手延べ麺」をどう受け取るかにかかっている。流行のバキバキ系を求める向きにはもちろん不向き(そもそもそういう客層はこの店に興味を持たないだろう)だが、ソフトと言っても一部大勝軒の麺のようにだらしなくクタッと死んだ麺とは一線を画すこの食感は、一度は体験する価値があるだろう。

2008.05.10 Sat l ラーメン 東京23区 l COM(0) TB(0) l top ▲

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