「魚粉入りメニューがラーメンの進化を袋小路に導いてしまった」という話を以前したのだが、最近言われている「味噌が来る」とか「タンメンが来る」という論調は、ラーメンの進化が袋小路に陥らないために「古くて素朴だが忘れられつつあるものの良さを今一度見直そう」という流れの上にあるべきだ。「古きよき時代を懐古」していたんではダメなんだな。つまり、「Back To The Basic=BTTB」である。我々は、あくまで
前向きに後ろを向かなければならないのだ。
奇しくも10年前、世間で「癒し」ブームと言われていた頃、その象徴と言うべき存在である坂本龍一の「Energy Flow」を収録したアルバムのタイトルが「BTTB」だったのであり(注1)、とうとうラーメンにもそんな流れが来ちゃったというわけだ(笑)。
さて、味噌ラーメン検証から意図せず間が空いてしまったのだが(笑)、検証シリーズ第二弾のテーマは「2009年10月現在、タンメンって本当に来てるのか?そして、そのレベルはいかほどのものか?」

江戸川区東葛西3-1-25
11:30-14:30、17:30-23:00、火休
2009年3月にオープンしたタンメンと餃子の専門店。現在はチャーシュー系のメニューを休止しているようだ。


塩たんめん 700円
手作りギョウザ 300円(たんめん類とセットで)